一般家庭における浄水器のメリットとデメリットとは?3つずつご紹介

「家庭に浄水器を導入するべき?」、「使ったらどのようなメリットがあるの?」などと気になっていませんか。結論からいうと家庭での日常生活を充実させるうえで、浄水器はおすすめです。そのメリットを学ぶことで、魅力がわかるでしょう。しかし浄水器にはデメリットもあるので、対策を考えなければなりません。

 

今回は初めて家庭に浄水器を導入しようか迷っている人のために、メリットとデメリットを示します。
水の味や肌への影響など生活のさまざまな場面を想定し、効果を考えてみましょう。

一般家庭が浄水器を使うメリット3

一般家庭が浄水器を使うことで得られるメリットは3つです。手間がかからないこと、水の味が良くなること、そして肌に優しい可能性があるといったことになります。それぞれの紹介を見ていきましょう。

 

手間がかからない

家庭に浄水器を設ければ、手間をかけずに管理できます。最初は設置に時間がかかりますが、それが終わればあとは手軽に使えるのが特徴です。フィルターの交換も半年~1年に一度やれば充分です。そのためメンテナンスに時間をたくさん取られる心配もありません。幅広い世代にとって管理しやすいといえます。

 

管理の手間がかかりにくいとわかれば、導入をためらう必要もないでしょう。水を扱う機器のなかでも楽に管理できるのが、浄水器の強みです。

 

水の味が良くなる

浄水器のおかげで、水の味が良くなるでしょう。理由は本体の仕組みにあります。本来の水道水には、殺菌用の塩素が混じっています。公衆衛生上、塩素は重要です。しかしこれが水の中に残っていると、カルキの独特なニオイを発します。水の味が良くないと感じたり、ひどい場合は異臭の原因になったりするでしょう。

 

家庭環境を水のニオイで害したくないと気にする人も多いようです。しかし浄水器を通すことで、水の味が良くなり、料理もおいしく作れます。充実した生活を目指すうえで、きれいな水は欠かせません。

 

肌にも優しい可能性

浄水器を通した水は、肌にも優しい可能性があります。不純物の大部分を排しているので、肌への当たりが良くなるからです。

 

きれいな水は、デリケートな肌にも効果を望めます。たとえば赤ちゃんの肌は、さまざまな刺激に敏感です。入浴時に浄水器できれいにした水を使ってあげることで、肌への刺激を避けながら、頭や体を洗えるでしょう。

 

このように風呂やシャワーでも、浄化された水を使うのがおすすめです。髪の毛や肌の健康を守れる可能性があります。

一般家庭で浄水器を使うデメリット3

一般家庭で浄水器を使うには、3つのデメリットに注意しましょう。カビのニオイがする可能性や、浄化された水がもたないリスクが気になります。他にも時間を空けて使う場合、捨て水が必要になるケースもあるでしょう。それぞれの詳細をまとめました。

 

カビのニオイがすることがある

浄水器を使い続けると、カビのニオイが気になるかもしれません。これは35度以上の温水を通すことでリスクが生じます。また、浄水器にお湯をたくさん通すのはおすすめできません。中にある活性炭が、カビのニオイを放出するからです。温水を通すことで、中にあるカビが外に飛び出してしまい、悪いニオイの原因になります。

 

以上から浄水器を使うときは、水の温度を35度以下にしましょう。どうしてもお湯を使いたくなったときは、浄水器なしの水道から取ってください。

 

浄水器を通すと水がもたない

浄水器に通すと、水の寿命が短いのが難点です。水をきれいにすることで、塩素が取り除かれます。塩素は殺菌目的なので、浄化されると水自体が菌に弱くなります。浄水器で水をためたときは、すぐに使わなければなりません。たとえば料理のときや、お風呂に入るときなどがふさわしいでしょう。非常時に備えるための取り置きには適していません。氷を作るときも浄水では不衛生です。

 

このように浄水後の水は、適切な使用機会が限られます。どのようなときに使うかを、事前にはっきりさせましょう。

 

時間を空けて使う場合は捨て水を要する 

時間を空けて浄水器を使うときは、捨て水が必要です。長い時間使われていないと、浄化された水が内部にたまっています。殺菌効果を失っているので、雑菌が増えてしまうのです。目安としては毎朝、10秒以上水を流し続ける必要があります。何日も時間が空いたときは、1分以上の捨て水を要します。これにより雑菌の混ざった水が押し流され、あらためてきれいな水を取れるからです。

 

浄水器に残った水を捨てないと、衛生に悪いものを取り込んでしまいます。こうした事態を防ぐために、捨て水の習慣は欠かせません。

まとめ

一般家庭に浄水器を置けば、誰でも手間をかけずに管理できます。おいしく飲めたり、デリケートな肌を優しく洗えたりするなど、さまざまな場面で役に立つでしょう。しかし使い方を間違えると、浄水器を通しても雑菌まみれの水を体に取り込んでしまうかもしれません。毎朝出始めの水を捨てるなど、きれいな水を守るための配慮を要します。それでも住環境の向上にきれいな水はプラスなので、一般家庭にも浄水器を導入することを検討してみましょう。

 

「株式会社レスコ」では、水をきれいにするためのさまざまな機器を扱っています。次世代硬度処理装置や軟水器など、一般家庭のニーズに合わせて、最適な商品を提供する所存です。きれいな水を安定的に使いたいと思ったら、「株式会社レスコ」までご相談ください。